こんにちは、春も落ち着いて梅雨目前ですね。この時期は学校の歯科検診の季節です。
私は日ごろから小学生を中心に子供の口腔内を診察する機会がありますが、学校検診の日は特にたくさんの口の中を診ることになります。
最近の児童や生徒は虫歯が少ない!私が子供のころは、自分の周りに虫歯がある子供が結構いたような気がします。
これはとても良い傾向だと思います。
虫歯の数が確実に減少しているのですから。
予防の考え方が普及してきたのでしょうか。
しかし
新たに問題も浮き彫りになっているように思えます。
最近の子供の特徴は、虫歯がなくても歯肉炎になっている事が多いように感じます。
歯ぐきに歯垢がたまり、歯周病菌が増殖してしまうのです。
歯周病は大人の病気ですが、子供にも歯周病を心配するような時代が来てしまうかもしれません。
それはなんとしても避けなければなりませんよね。
虫歯のリスクが昔より軽減しても、歯磨きはとても大事なのです。歯磨きを日々しっかりして、定期検診を受けましょう。
院長 小柳達矢