こんにちは。寒い日が続き乾燥もあり、感染症も流行りやすく体調に気を遣う時期ですね。
今年は花粉が早めに飛散して特に大変ですが、体調管理に気を付けましょう。
今回は歯の治療のうち、皆さんには実感しにくい内容です。
神経の治療の次に行う治療の話をしたいと思います。
歯の神経を治療した場合、すぐに歯の内面を補強する治療をします。(支台築造)
特殊な樹脂とファイバーグラスを用いて歯の内面に接着をします。
この治療の目的は歯の強度を高めることです。
そして、同時に細菌感染を防ぐように高い水準で歯質と接着させる必要があります。
長期にわたり、細菌などの再感染を防ぐ事が重要なのです。
虫歯の治療だけではなく、この支台築造においても、「接着」のシステムが重要です。
必要な手順や薬剤の選択など再検討して評価をしてみました。より確実に高い接着性を実現するために材料を変更したり手順を変えたりするのです。
皆さんが目にしないような部分でもアップデートして、よりよい治療を提供していきたいと思います。
小柳達矢