歯科のPCR 2024/01/30

 

こんにちは!

 

今日は私たち(主に歯科衛生士)が使うPCRについてお話します。

 

PCRとはPraque Control Recordの頭文字をとった指標の名称です。

歯科にはお口の中を評価するための指標•指数がいくつかありますが、このPCRはプラークがどれくらい残っているのか、お口の清掃状態を数値化することができます。一本の歯を表•裏•両側面の4つに分け、残存している歯の本数で%にして算出します。

目標値は20%以下を目安にすると良いとされていますが、アメリカなどでは10%以下を推奨されています。

歯ブラシだけでも汚れは取れますが、歯の間はやはりフロスや歯間ブラシの使用が必須となります。このPCRの方法ですと極端な話、フロスをしない場合いくら頑張ってもPCRは50%です。お口の中の半分しか汚れが取れていないことになります。

苦手であったり、つい面倒で…という患者さんの気持ちも分かりますが、フロスはお口の健康を保つためにも絶対にやって欲しいことです!フロスの仕方が分からないなどの場合も、定期検診やクリーニングの際に方法をしっかりお伝えしますのでお気軽にお問い合わせ下さい。もちろんご自身のPCRが気になる!という場合もお伝え出来ますので気になる方は検診の時に担当の衛生士に確認してみて下さいね!

 

歯科衛生士 眞壁

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